2014年6月15日日曜日

内部完成

6月10日、大工工事完了です。
丁寧に養生が施されており床は見えません。大工一人で刻みから此処まで、時間は長く掛かりました、出来は十分に良い出来でしょう。
建築基準法の規制が多い現代の木造建築で、このような無垢素材を表しで多用することは難しくなって来ています。
市街化調整区域だからこそと云う反面出来ることも有ります。
板と云う字は木偏に反ると書きます、無垢素材は反る曲がる割れる動くと言われ、施主からクレームの対象になるので使うことを躊躇います、でも
それ位じゃ家は倒れません、その良さに比べたら充分にお釣りが来ます、
但し大工さんの材を見る目、使い方、技、性格にもよりますが。
一軒の家つくりは設計者、下職さん、施主さんを含め総合プロデュースが必要で大変さが多い程良い家が出来、喜び楽しみが在るように思います。

梅雨

雨の中晴れ間が時々、急ピッチで外壁の板張りが進んでいます。
腰板上部は白い壁、漆喰塗りです、その下地でラス板と呼ばれています腰板下の水切りの内側から軒下迄空気の通気が出来るように工夫されています。この板は見えなくなるので杉の白太材で充分ですが、全て赤味が使われています、施主のこだわりと言われますが、そんな事無いんですよね〜。